少ない費用でできる空室対策3選 – “不動産のプロ”が行う不動産投資コンサルティングサービス - トラストバンク株式会社

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少ない費用でできる空室対策3選 – “不動産のプロ”が行う不動産投資コンサルティングサービス - トラストバンク株式会社

不動産投資コラム

少ない費用でできる空室対策3選

こんにちは。トラストバンク株式会社の冲中です。

「空室がなかなか埋まらなくて不安…」

このようなお悩みをお持ちの不動産オーナー様は多いのではないでしょうか?

不動産投資を成功させる上で、収益性を確保するためには空室対策のポイントを押さえておく必要があります。

今回は、私が250室以上保有してきて学んだ、お金をかけずにできる空室対策について解説しております。
ぜひ参考にしてみてください。

「フルリフォームする資金はありますか?」

『…ないです』

特に築古のアパートをお持ちの方は、簡単にリフォームはできないですよね。お金をかければ空室は埋まりやすいですが、今回はできるだけ少ない費用で空室を埋める効果的な方法を3つ紹介します。

1.物件写真の変更

自分が所有する物件のポータルサイトをご覧になったことはありますか?

管理会社に任せっきりになって、チェックしていない人が意外に多いのです。この記事を見てドキッとした方は、所有する物件をGoogleの検索に入れて、

・ちゃんとポータルサイトに掲載されているか
・自分が「内覧したい」と思う写真が掲載されているか


をチェックしてください。

管理会社やポータルサイトに任せきりの場合、写真の枚数が少なかったり、アップの写真がなかったりと、掲載写真に魅力が欠けていることがあります。

次のようなZ世代(16歳〜25歳)の調査結果があります。

Q.部屋探しのときに利用したメディア及び情報源
1位:物件検索ができるWebサイト 60.5%
2位:物件検索ができるアプリ 31.7%
3位:店舗 19.9%
4位:YouTube 11.2%
5位:Instagram 8.0%

最近ではZ世代がSNS(YouTube,Instagram,X,TikTokなど)を利用して賃貸物件を探しています。5割以上が部屋選びに当たって「物件紹介動画を参考にしたい」!という意見もあるのです。物件紹介動画は「物件の中身・広さがイメージしやすい」ことが最も評価される「ライフスタイル」や「好み」「こだわり」に合った部屋を探しやすいメリットもあるのです。

SNSまでは手が回らなくとも、部屋の中身や広さが伝わり、入居者が生活をイメージできる写真を掲載することがポータルサイトでの最低条件になってきます。そのうえで、動画での物件紹介などを管理会社に相談していきましょう。

掲載枚数が少ないとのは致命傷です。外観、部屋の広さがわかる画角のもの、水回り、ベランダ、部屋からの景色など、住んだ後の生活が実感できる写真を掲載してください。

また、掲載写真を変えることは、ほぼ無料でできます。ぜひ、一番最初に取り組んでください。

2.水回りの水栓金具の交換

こだわり条件としては、水回りに関するポイントを重視する人が多くいます。「バス・トイレ別」や「室内洗濯機置き場」「独立洗面台」などの人気が高く、それぞれ生活の利便性を向上させる重要な設備です。

キッチンやお風呂、洗面台などは毎日触れるところですよね。清潔感は大事ですし、昔っぽい水栓金具は敬遠されます。蛇口などはひねるタイプよりも、上げ下げする方が人気です。

金具の交換にある程度費用が発生してできない場合は、最低でも金具を清潔に掃除しておきましょう。

なお、水栓金具を注文する際は、
・モノタロウ
・価格ドットコムで検索
この2通りの方法をおすすめします。

3.家賃の見直しを検討する

これは一番最後の手段になります。周辺物件の家賃相場を、ポータルサイトを活用してチェックしましょう。

物件選びで重要なポイントを、貸し手側と借り手側の両方から見てみましょう。

上位3項目は、どちらにも共通する大事なポイントです。
立地や広さ・間取りなどは、一時的に費用が発生する可能性はあります。部屋に合わせて家具を購入したり、自転車などの移動手段を購入したり。特に初めて賃貸生活を始める場合は、初期費用としてかかってきますが、家賃は毎月払わないといけないものです。入居者は、自助努力で安くすることはできません。

賃金が少しずつ上昇している昨今ですが、賃上げが見られるのは一部の企業のみ、たび重なる物価高騰のため、財布の紐が固くなっている人が増えています。衣食住の中でも、食と住は生きていく上で欠かせないポイントです。「少しでも家賃を抑えたい」と考えることはすごく自然なことで、入居者にとって特に大きなメリットがないにもかかわらず、家賃設定が高いために入居が決まらない。

ただ、家賃を下げることは簡単にできる空室対策ではありますが、オーナーへの収入には大きな影響が出ます。もし、6室のアパートオーナーであれば、家賃を1,000円下げることで月に6,000円、年間72,000円の減収となります。

入居が続かない期間=家賃収入がない期間と、家賃の見直しによる減収のどちらを優先するか、バランスを考えて取り組みましょう。

まとめ

今回は「少ない費用でできる空室対策3選」をお伝えしました。

賃貸は、ネットやアプリで探す時代です。管理会社に任せっきりにならずに、自分でもチェックし、管理会社に提案しながらネットページを充実させましょう。それが一番最初に取り組むべきことです。

①掲載写真の変更
②SNSでの物件紹介
③水回りの整備
④家賃の見直し

入居が決まらない場合はこの順番で進めていくことがおすすめですが、

空室は、どんな物件でも必ず出ます!!!

ですので、満室状態のときから、空室になった際の手を準備しておくべきなのです。管理会社と連絡を取りながら、オーナーとしてできることを着々と準備しておきましょう。

弊社では、不動産の売買だけでなく、物件のセカンドオピニオンや節税・税金の相談も承っております。お気軽にご相談ください。

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